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骨折・脱臼・捻挫等のけが

骨折の疑いがあれば病院でX線を撮ってもらい(整骨院では法的に撮れないため)確認後、整復・固定・リハビリと進んでいきます。
何よりも患者さんの意思を尊重して最良の方法を提案しますが手術が良い場合は応急処置後に紹介状を添えて転医先をご紹介します。
リハビリについては得意分野ですので、機能の改善・現場の復帰を第一に考え早期の回復を目指します。

足関節捻挫

日常生活やスポーツでよくある怪我ですが、ここではFIRST AID(現場で最初にやって欲しい処置)のR・I・C・Eについて説明します。

頭文字をとってRest:安静 Ice:冷却 Compression:圧迫 Elevation:挙

血行不良に気を付けながら弾性包帯などで軽い圧迫を加えながら冷やしもらうと腫れが吸収され易いです。
処置は早ければ早い程予後がいいです。腫れを残すと関節の動き・痛みとも長引くことになります。
捻挫というと簡単に考えがちですが靱帯の損傷は骨組織よりも場合によっては修復に時間がかかり違和感が残り易いです。
後遺症と言われる所以です。

アイシング

指のけが

よく突き指をして受診されますが、“手指を突く”ことで捻挫・骨折・脱臼・腱断裂もあっていわゆる”突き指“という負傷名はありません。
これも場合によっては腫れが強く出ます。最悪のケースで脱臼したまま放置し、しかも時間が経過したために関節が外れたまま骨が固定されてしまいます。残念ながらこの状態ではリハビリしても効果は期待出来ません。やはり早めの受診・早めの処置をお勧めします。

肘内障

小学生前の1~6歳のお子さんが肘から手にかけて痛いと訴えて手を使わない

これはこの年代特有の肘の脱臼のようなけがです。
詳しい説明は省きますが(小さなお子さんに聞くことは難しいでしょうが)本人にどうやって痛くなったのか原因を良く確認して下さい。我々にも注意が必要ですが、肘が抜けたのかと思ったら鎖骨や手首の骨折だったという事例がよくあります。捻ったり引っ張ったりして骨折することは滅多にありませんが、転んで手や肘をつけば折れることもあります。腫れがあれば骨折の可能性大です。
何かおかしい、普通じゃないと感じたら早めの受診をお勧めします。得てして夜間やお休みの時に起こりがちですが私が在宅であれば必ず診ます。(急な怪我に限りますが)そんな時はご連絡下さい。