猫背・不良姿勢 あなたはどのタイプ?
①反り腰姿勢
- 骨盤が前に傾く
- 内臓が下に落ちて下腹部がポッコリ出る
- お尻が後ろに突き出る
- 頭と首が前に出る
→一見良さそうですが腰に負担がかかる姿勢です
対処方法
股関節の前側と腰の周りの筋肉の柔軟性を取り戻す。
どこかが出っ張るとどこかが引っ込む(凹凸現象)そうやってバランスを取っています。若いうちはいいですが長年の蓄積で筋力・柔軟性・バランス感覚が落ちてくると姿勢も崩れてやがて痛みへと・・・
② 猫背姿勢(スウェーバック)
- 肩や背中を丸めて骨盤とお腹が前に突き出る
- 骨盤が後ろに傾くためタレ尻になる/頭と首が前へ(顔出し姿勢)
批判を覚悟でいえば“少し腰の曲がったおばあちゃんの姿勢”です。
対処方法
体の前側の腹筋と太ももの裏側(ハムストリングス)の筋肉を強化さらに肩甲帯・首・頭の位置を整えて猫背を改善する。
でも①②ともに1番大事なのは骨盤の位置や傾斜です。つまり前傾・後傾をとる・その為には骨盤を支える体幹部分(インナーマッスル)を安定させる土台がしっかりしないと建物も不安定になりますよね。
インナーユニットは内臓を支え姿勢を保つ大事な筋群です。呼吸法やストレッチ・筋トレを取れ入れてこの部分を機能させれば姿勢が良くなるだけでなく、腰痛の改善・ポッコリお腹の解消にも役立ちます。
インナーユニットとは
体幹部分(お腹)の深い位置にあって体を動かすというよりも“腰骨を支える筋肉”と思って下さい。そして下に続く骨盤や股関節に大いに関わってきます。
良い姿勢とは腰椎がS状のカーブ(ライン)を描いた状態です。
このラインを形成するには下から骨盤底筋・柱を支える多裂筋・周りの腹横筋・屋根部分の横隔膜の4つの体幹ユニットを安定させることが不可欠です。
以上のように背骨・特に腰椎・骨盤・股関節は連係して動くのでパズルのようですが、どこかに不具合が生じると不都合になるし巧くはまれば調子が良くなります。
だからこそ治療もエクササイズもユニットで考えるのです。